株式会社ベルシステム24
業務統括本部
業務統括部 DX企画局 局長
川崎 佑治様
本社移転の検討を進める過程で、コロナ禍への対応としてリモートワーク主体の働き方を経験し、オンライン会議でアジェンダを消化するだけのコミュニケーションの在り方に疑問を抱きました。そして、コミュニケーションのプロフェッショナル企業として、これからのオフィスの本質を「人と人が出会う場所」と再定義しました。
新オフィスでは「セレンディピティ」をコンセプトとし、予期せぬ偶発的な出会いから自然にコミュニケーションが生まれる空間づくりを目指しました。その仕掛けとして、通路幅にゆとりを持たせたメイン動線「プロムナード」でフロア全体をつなぎ、気軽に会話できる多様なミーティングスペースを随所に配置しました。このプロムナードは導線でもあり、居場所でもあります。床仕上げがなく、床材の敷き方などを指定可能なクリエイティブフロアだからこそ、この「プロムナード」を自由に発想できました。偶発的なコミュニケーションの数は、移転前と比べ目に見えて増えており、「前のオフィスのことを忘れてしまうくらい居心地が良く会話が弾む」と社員からも好評です。