2011年3月11日の東日本大震災では、仙台市内において震度6強の地震を観測しましたが、従来からの防災への取り組みが奏功し、大きな被害もなく、防災への取り組みの有用性が実証されました。また、震災直後には東北電力管内が停電となりましたが、速やかに非常用発電機を発動し、施設に電気を供給しました。
震災直後より「グリッド型BCP」を実践したため、被災地情報・被災者ニーズを共有し、人的・物的支援を即座に行うことができました。
震災直後から仙台トラストシティをはじめ、多くの施設で帰宅困難者を受け入れ、備蓄品・情報・携帯電話充電スペースの提供等、様々な支援を行いました。その後も「グリッド型BCP」を活用することで、被災地情報や被災者ニーズを共有し、グループ全体で延べ約11,000人の帰宅困難者・被災者を受け入れました。