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森トラスト株式会社 代表取締役社長 伊達 美和子

創業家DNAの継承

森トラストグループは、約70年にわたり、日本の都心部の大型複合開発や、主要リゾート地でのホテル&リゾート事業を手掛けてきた不動産ディベロッパーです。

グループの起源は、経済学者であり実業家でもあった祖父・森泰吉郎が創業した、日本の都心部で不動産開発を手掛ける森グループにあります。その後、日本初の法人会員制リゾートを創業した、創業者の三男である父・森章が森トラストを継承・発展させ、森トラストグループを形成してまいりました。そして、2016年に社長を引き継いだ後、中長期ビジョン「Advance2027」を、2023年には「Advance2030」を策定し、社会全体の健全で持続的な発展に資することを使命に、時代のニーズ・ウォンツを捉えた戦略と戦術を持って各事業を展開しています。

変わりゆく社会ニーズへの対応

不動産事業においては、オフィスの役割の再定義が求められている社会におけるオフィスビジョンとして、「DESTINATION OFFICE」を掲げております。人々を惹きつけるオフィスの実現を強力にサポートすることで、ワーカーのエンゲージメントを高め、コミュニケーションの質の向上に貢献することを目指します。また、当社が進めている大規模複合開発「東京ワールドゲート赤坂」の開業を控え、ビジネス・観光・文化発信の拠点として多様な人々の「目的地となる街」を実現するべく、プロジェクトを推進してまいります。

ホテル&リゾート事業においては、世界に誇れる日本の魅力を広く発信すべく、日本各地の都市部やリゾート地にグローバルスタンダードの外資系ホテルを誘致・開発する「ラグジュアリー・デスティネーション・ネットワーク」構想を掲げています。この構想のもと、「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」をはじめとした全国各地の新規ホテル開業に向けて引き続き事業を推進してまいります。観光業界は、長く続いたコロナ禍から少しずつ活況を取り戻しており、将来の世界旅行者は今後さらに増加することが予想されております。日本の観光立国再生を進めるため、今後も観光DXの推進などを通じてアフターコロナにおける観光業のあるべき姿を追求することで、地域経済や観光産業の活性化に貢献してまいります。

その先の未来へ

目まぐるしい社会の変化に対応し、さらなるイノベーションを創出するため、当社は革新的なサービスを持つスタートアップ企業への支援・協業を推進しています。また、ビジネスや観光などあらゆる領域におけるウェルネスニーズの高まりを受けて、ウェルネス事業をさらに加速させ、ワーカーや観光客一人ひとりの健康で豊かなライフスタイルの実現に貢献します。今後も積み上げてきたリソースやネットワークを活かしながら、既存事業の枠組みを超えた新領域における新たな価値創造への挑戦を続けてまいります。

また、今般の急速な社会の発展に伴い、持続可能性への関心が世界的に高まっているなか、当社ではサステナビリティ推進ビジョンを策定しております。「まちづくりからみらいづくりへ」のスローガンのもと、当社グループの長い歴史のなかで積み上げてきた経験と、新時代創造に対する想いを掛け合わせ、環境への配慮と経済・社会の発展とが両立する未来の実現を目指してまいります。

当社はコーポレートスローガン「Create the Future」のもと、ニューノーマルな社会を見据え、時代の変化に適応した柔軟な発想とアプローチで、わくわくするような未来を創造してまいります。

森トラスト株式会社 代表取締役社長
伊達 美和子