仙台や東京での震災の経験を通じて、2011年9月8日に防災宣言を策定し、建物のハード面やソフト面の検証、改善項目および取組方針を明確化。
東日本大震災で高い効果を発揮した、森トラストグループの「グリッド型BCP※1」の更なる強化に取り組んでいきます。
震災の経験を活かし、防災宣言を策定。災害時のBCP・DCP※2を実現していきます。
グループ運営施設を、東京・仙台・大阪の三拠点体制のもとで、各エリアの基幹施設を核としたグループに分けて群管理を行い、各グループをグリッド状にネットワーク化することで、情報の明確化・一元化を可能とすると同時に、有事の際の対応スピード向上や代替対応への柔軟性を確保しています。
森トラストグループならではの「グリッド型BCP」は、平時から災害時を想定した、運用を支える「物的整備」、実効性を高める「人的整備」、適切に起動する「システム整備」を推進し、これらを相互補完させ合うことによって、機能を高めています。
※1 BCP:
Business Continuity Plan(事業継続計画)。企業が自然災害・大火災・テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするため、平時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法・手段などを取り決めておく計画のこと。
※2 DCP:
District Continuity Plan(地域継続計画)。災害時に地域ぐるみで事業継続を図る考え方で、行政や企業同士の連携・協力により、BCPの考え方を地域全体に広げたもの。